ロコモティブシンドローム

栄養士さんからロコモティブシンドローム(ロコモ 運動器症候群)についての講座を受けてきました。

最近の平均寿命は男性80.50歳、女性86.83歳なのですが、健康寿命は、男性71.19歳、女性74.21歳。
平均寿命とは男性約10歳、女性約13歳の差があるそうです。

次のチェック項目にあるような毎日の動作でひとつでも該当すると、ロコモ予備軍かもしれないそうですよ。

  • チェック1 家の中でつまずいたり、滑ったりする
  • チェック2 片足立ちで靴下がはけなくなった
  • チェック3 階段を上るのに手すりが必要
  • チェック4 横断歩道を青信号で渡りきれない
  • チェック5 15分くらい続けて歩くことができない
  • チェック6 2㎏程度の買い物をして持ち帰るのが困難
  • チェック7 家のやや重い仕事が困難

 

予備軍になることは、やむを得ないと思うのですが、高齢になった際の食事に気を付けることを聞いてきました。

そもそもの高齢期(一般的には65歳以上)の食事のポイントは、

  1. 個人差があること
  2. 高齢期の身体の変化を知ること
  3. 低栄養の予防をすること

だそうです。
1と2は毎日の動作で気づくことができると思いますが、3の「低栄養」はなかなか把握しにくい。

 

そして高齢期の特徴としては、

  • 視覚味覚の低下
  • 消化能力の低下
  • 免疫力の低下
  • 複数の病気・症状を持つことが多い
  • 廃用性症候群(筋力低下や関節が固くなる)
  • 脱水

があげられます。

この状態をふまえた上で、低栄養になる原因として考えられているのが次の4つ。

  1. 入れ歯が合わない事による食欲低下
  2. 味覚の低下により料理の味を感じにくくなり食べたいと思わない
  3. 足腰が弱り、運動ができず食欲が落ちる
  4. 食欲不振や料理自体がおっくうになり、閉じこもりがちになる

 

確かに、入れ歯のことは今の私には想像がつかないですが、たべる基本は「歯」ですよね。
食べること、そして適度な運動をすることが大切。

本来、体に必要なたんぱく質やエネルギーが不足することが続くと、要介護認定の状況になりかねませんね。
低栄養を予防する食生活のポイントをまとめると次の9つだそうです。

  1. バランスのとれた食事;主食、主菜、副菜
  2. 規則正しい食事;胃や腸の負担を軽くするために良いそうです
  3. 腹八分目を目安に;自分の適量を守ること
  4. 魚・肉・卵・大豆製品のどれかを毎食、たべる;小食になるとタンパク質不足になりがち。
  5. 油は1日大さじ1~2杯
  6. 新鮮な野菜、果物も欠かさずに;ビタミンの抗酸化作用で老化防止
  7. 牛乳・乳製品は積極的に;カルシウムの摂取量を減らさないように
  8. 塩辛い食事は控えて;香味野菜や香辛料などで薄味でも工夫
  9. 便秘と下痢、水分不足には特に注意

と、まぁ、一人での生活では、なかなか気づけないことばかり。

 

どんな風に社会とつながりをもって生活していくのか、食事と運動を一人でしない。
複数での食事、トレーニングをする仲間が求められているなぁ。としみじみを考えた講座でした。