手のひらを広げて、
親指、人差し指、中指、薬指、小指。。。。
親指は一番太いから。人差し指は、人を指さすのに使いやすい、中指は真ん中の指、小指は一番小さいから。では、薬指は?
昔は「ナナシノユビ」「ナナシノオユビ」など言われ、その後から「クスシノユビ」「クスシユビ」、明治時代からは「クスリユビ」「ベニサシユビ」と、そして、明治後半から「薬指」が一般的に呼ばれるようになったそうです。
「クスシノユビ」や「クスシユビ」の「クスシ」は薬師如来のことと言われています。薬師如来が右の第4指を曲げて印を結んでいることから呼ばれていたそうです。
「ベニサシユビ」は、口紅をさすのに都合のよい指だったので、そうよばれるように。
「薬指」と呼ばれるようになったのは、粉薬を水に溶かしたり、練ったりしたり、薬を付けたりする指として使われていたからだそうです。
いろいろな名前のある「薬指」
結婚指輪を付けるものこの薬指。
古代ギリシャでは、左手薬指と心臓は1本の血管でつながっていると信じられていたそう。その指に、永遠を意味する輪っかをつなげて「永遠の絆」ってことみたいです。
薬を付けたり、永遠の愛を誓ったり、第4指は忙しいですね(笑)
ジューンブライドと呼ばれる6月も今日で終わり。
2016年の下半期へスタートです!