「金彩」という加工の可能性

「金彩」という加工の可能性

 

産地ゴト展 vol.03 “京都” 金彩加工で作る着物地のアクセサリー に参加しました。

講師は、竹中金彩 竹中大輔さん。

金彩とは、箔や金粉を布地に接着する技術のこと。

今回は「型紙」を使い、特殊な接着剤をつけ、箔や金粉を着物の生地につけます。数種類の型紙を竹中さん自身が作ってくださっていました。

今回、ピンズとコンパクトを作りました。

まずは、ピンズを作ります。
柄は市松模様を、箔は金箔を選びました。型紙を使い、乾くと接着力がでてくるという専用のノリを付けてしっかりと乾かし、その上に箔を置きます。しっかりと圧をかけた後にそーっと箔をはがすと、、、市松模様にしっかりと着物生地に模様がつきました!

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この後、くるみぼたんを作るようにしでピンズに仕上げます。

続いてコンパクト作り。
背景とキャラクタの組み合わせです。だるまさんが草むらから覗いている様子を作りたかったので、 草 と だるま を選択。箔と金粉をそれぞれ使います。
だるまさんにはしっかりと赤の金粉を。たっぷりつけました。
まずは指でちょいちょいっと付けて、あとは筆でたっぷり、しっかり。余分な金粉を取り除くのは掃除機で。結構しっかりと吸い取っていましたが、柄はきちんと残っています。

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草むら用の箔はいろいろな色が混ざっているものをつけます。ピンズと同じ要領でつけて、、、いざ箔を外すと、、、

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キレイについています!コンパクトにはめ込んで、完成です。

「金彩」とは箔や金粉を使って、線や絵を着物につける手描き京友禅の一つの技法だそうです。詳しくはこちらにかかれています。→ これが最後の工程!化粧係と呼ばれる「金彩」

着物の仕上げに使われる技術がクルミボタンやコンパクトに応用すると、より身近に日本の伝統技術を感じられます。金彩についてもっと知りたくなりました。

 

今回のイベントは コトモノミチ@東京 で行われた 産地ゴト展 vol.03 “ 京都 ”

 

もっともっと日本の伝統の工夫された技術の背景にあるもの、一つ一つの技術の目的、歴史、そんなことを手で触れて五感で感じていきたいなぁと切に思います。

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出来上がったコンパクトとピンズ