卯月の茶道入門、無事に終わりました。
今月のお軸は、
夢 應作如是観
お花は、
小手鞠 と 甘野老 にしました。
お稽古中には程よい緊張感の中
生徒さん同士、お話しされているのですが、、、
・コメバナ、見事ですね!
・コメバナの ふっくら感が なんとも愛らしいですね
・緑の葉の 名前は何ですかね?
・ナルコユリよ~
・ナルコユリの 小さな花 可愛いですね
・ナルコユリの緑の葉 と コメバナ の バランスが良いですね!
などなど。
和室に入って、お茶をいただきながら
普段と違った景色のおかげか、花の会話も弾みます。
コメバナ は、茶花の名では 小手鞠です。
この地域の方言なのでしょうか、
コメバナ と通称呼ぶ花なのですが、
茶花では、「小手鞠(コデマリ)」と読んでいます。
・小手鞠の方が、可愛い名前ですね!
・ほんとうに 膨らみが、手毬のようですね
同じ花でも、響きによって雰囲気が変わるように思います。
鳴子百合と思っていたお花は、
実は甘野老(アマドコロ)という違うお花なのです。
私も分からず、草花の詳しい友人に教えてもらいました。
花のつき方や、葉の色合いが違うんですよ。
お抹茶をいただきながら、葉っぱの形や花の違いや、アマドコロの漢字などを話し和やかな場でし。
根っこが甘く、昔は薬草にも使われたとか。
お稽古では、
柄杓を扱っての盆略手前で点てていただきました。
柄杓の扱いや 柄杓からの湯の音 を丁寧に学んでいらっしゃいました。
定年退職され、毎月いらっしゃる生徒さんからメールをいただきました。
季節のこと、茶道への気持ちなど心温まるメールをいただき、とてもうれしく思いました。
今月までは、炉です。
11月に炉開きをして早いもので半年がたちました。
これからの半年、風炉のお稽古で参りましょう。